冬に「暖房が効きづらい」「足元が冷える」「布団から出られない」等を経験されたことはありませんか。
国内に住んでいれば必ず来る冬を、できれば快適に過ごしたいですよね。
今回は家の寒さ対策にお困りの方へその解決策をご紹介します。
この記事を参考に、今度の冬は暖かい家で過ごしましょう。
□家が寒くなる理由を踏まえて！ご自身でできる家の寒さ対策を3つご紹介！
1つ目は、暖房器具を窓際に置くことです。
「なかなか家が暖まらない」という悩みは多いのではないでしょうか。
この原因は空気の流れだと考えられます。
実は空気には冷たいと下へ、暖かいと上へ行く性質があるのです。
これを逆手に取って暖房器具を窓際に置きましょう。
そうすると、暖かい空気が床に沿って循環するので足元が冷えることもなくなります。
この時、暖房器具をヒーターにすると最も効果が期待できるでしょう。
2つ目は、保温性のある長いカーテンを選ぶことです。
カーテンは遮光性や防火性を売り文句にされがちですが、保温性も大切な機能です。
カーテンの保温性が高いと、家の暖かい空気を守りながら外の冷気を防いでくれます。
暖房が効きやすくなるので、光熱費削減にも繋がるのが嬉しいポイントですね。
3つ目は、窓にプチプチを貼ることです。
プチプチと言えば、段ボールに荷物を詰める時の緩衝材を思い浮かべますよね。
実はそのプチプチが家の寒さ対策にも役立ちます。
膨らんだ部分の空気の層が、外の冷たい空気の侵入を防ぐという論理です。
窓ガラスにプチプチの膨らんでいる面を両面テープで貼りつけてください。
これだけで完成です。
両面テープを剥がした後のベタベタが気になる方は、マスキングテープを貼った上から両面テープで貼りつけると良いでしょう。
□寒さ対策リフォームも検討してみてください！
期待通りの効果がなかったら、家の寒さ対策リフォームを検討すると良いかもしれません。
リフォームは費用はかかりますが、必ず効果が期待できるのでおすすめです。
場所ごとにリフォーム内容を紹介していきます。
壁と屋根の寒さ対策リフォームには、内側に断熱材を入れる方法と外側から入れる方法があります。
内側の場合は、家の中から骨組みの間に断熱材を敷き詰めます。
外側の場合は、外から断熱材を貼りつけるか断熱効果のある塗料を塗ります。
壁全体に工事を施す場合は、かなり費用がかかるのでご注意ください。
床下は、床を張り替える方法と張り替えずに行う方法があります。
張り替えなければ簡単な工事で済むのでおすすめです。
しかし、フローリングが傷んでいる場合は張り替えた方が良いでしょう。
この時、床暖房の設置も検討してみても良いかもしれません。
窓サッシをリフォームすると、家の気密性と断熱性を大きく上げてくれます。
内窓を張り付けるか、既存のサッシが金属性の場合は樹脂サッシに交換しましょう。
窓の断熱性を上げれば結露も防げるので一石二鳥ですね。
お風呂や脱衣所の寒さ対策は非常に重要です。
ヒートショックを防ぐためにもしっかり考えましょう。
おすすめはユニットバスへの交換か浴室乾燥暖房機の設置です。
浴室乾燥暖房機は工事時間が長くても1日なのでぜひ検討してみてください。
玄関は、隙間風を防いだり断熱性を上げたりすると寒さ対策になります。
既存のドアの枠の上から新たなドア枠を被せるので、こちらも1日で工事が完了します。
ただし、この工法が不可能の場合もあるので業者に確認してみてください。
□まとめ
今すぐできる寒さ対策と必ず防寒効果が期待できる断熱リフォームをご紹介しました。
今回紹介した寒さ対策を参考にしてください。
ご自身の家に合った家の寒さ対策を万全にして、辛い冬を暖かく乗り越えていきましょう。
