窓を閉じていても冷気が流れてくることを感じたことはありませんか。
窓に十分な寒さ対策をしていなければ、暖房の効果も薄れてしまいます。
ここでは、窓に寒さ対策が必要な理由と、寒さ対策に有効な窓のリフォームについて解説しています。
冬場も快適に過ごしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
□窓に寒さ対策が必要な理由
近年では、住宅の断熱性を良くするために、壁や天井に断熱材を使用することが一般的になってきました。
ところが、それだけでは寒さ対策は十分ではありません。
室内を暖かく保つためには、窓にも注意を向ける必要があります。
室内を暖かく保つためには、室内の暖かい空気を外に逃さないことが大切ですね。
場所ごとに、暖かい空気が逃げる経路を見ていくと、床や天井、壁がそれぞれ10パーセント〜20パーセントであるのに対して、窓は50パーセントとなっています。
暖かい空気の約半分は、窓から逃げているのですね。
この数値を見ても、壁や天井に断熱材を使用するだけでは寒さ対策が十分ではないことが分かります。
このままでは、暖房を稼働させても、暖かい空気が窓から逃げていきます。
暖房効率が悪いと、電気代もかさんでしまいますね。
窓の寒さ対策を怠っていると、結露も発生しやすくなります。
結露が発生すると、その水分によってカーテンなどが濡れて、カビやダニの温床となってしまうでしょう。
これらのデメリットを見てみると、窓の寒さ対策が重要なことが分かりますね。
それでは、窓の寒さ対策として、具体的にどのような方法が考えられるでしょうか。
□窓の寒さ対策リフォームについて解説
ここまで説明してきた窓の問題を根本的に解決するためには、リフォームをする必要があるでしょう。
ここでは、寒さ対策に有効なリフォームの方法をご紹介します。
暖かい空気を外に逃さないためには、ペアガラスや二重窓を用いることが重要です。
どちらも空気の層ができるため、暖かい空気が外に逃げることを軽減できるでしょう。
自宅の窓枠で施工可能であるか、事前に業者に相談をしておくことが大切です。
工事が多少大掛かりになりますが、最も効果的な寒さ対策は、サッシごと窓を交換する方法であると言えるでしょう。
アルミサッシから樹脂サッシに交換するだけでも大きな違いがあります。
本格的な寒さ対策を取りたい方は、サッシごと窓を交換するリフォームをご検討ください。
□まとめ
冬場に室内が寒くなってしまう主な要因は、窓から暖かい空気が逃げていくからなのですね。
寒さ対策としても、また暖房効率を良くするためにも、窓のリフォームをすることをオススメします。
具体的な金額や施工方法について知りたい方は、お気軽に当社にお問い合わせください。