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【佐久市】愛猫と暮らすリノベーション

こんにちは!営業の矢嶋です!

急に寒くなってきましたね..

今年の夏もうだる様な暑さで、一日終わるとぐったりしていた日々も、既に懐かしく感じます

今回はあまり日常の良いネタが見つからなかったので、佐久市のリノベーションを紹介いたします。

 

約30年前に新築されたお家で、経年とともに水廻りの不具合や劣化、内装に関しても劣化がみられるようになり、

ご相談いただきました。

特に猫ちゃんがいるため、爪痕や傷が随所に見られるとの事。猫ちゃんは家族同然ですので、傷に関しては都度気にしてきた訳ではありませんが、

今回リノベーションを機に、様々な個所を直しつつ、きれいにお家を蘇らせて、窓際にはキャットウォークを設ける予定です。

猫ちゃんが気に入ってくれて、陽だまりでくつろいでくれたらいいですね~

 

リノベーション工事は解体後に色々見えてくる所もあります。

例えば【壁内結露】

壁の内側で結露を起こす現象で、新築してから数年では表面に現れてこない為、気づきにくいです。

極端に壁の外側と内側での温度差が激しい時にのみ起こる現象ですので、長い年月をかけてじわじわと表面に現れてようやく異変に気付けます。

主に冬に起こりやすいのですが、湿気の多い時期にカビが発生したり、建材や糊のアクが表面に出て来ます。

これは、詳細調査の時におおよその予想はつきますが、実際に壁の中を見て、初めて答えが出ます。

壁内結露ではなく、単純に室内の湿気が多く、家具の裏等で湿気がこもってしまう箇所にも見られる現象なので、調査時に正確な答えが出せるわけではありません。

むしろ、決めつけてしまうと、後の計画に支障が出ますので、ある程度の予測をして、湿気のみの原因、壁内結露の原因、どちらに対しても対策ができる設計を考えていきます。

具体的な対策としては、断熱、気密、換気、室温管理の計画です。

湿気や結露の対策は、思っているよりも簡単ではありません。

生活の状況と構造、断熱性能等を把握した後、耐震診断時や詳細調査の際に原因を調べ、ある程度将来起こりうる現象を予想することが大切です。

原因を決めつけてしまい、【換気扇だけ付ける】とか、【インナーサッシをつける】のみとかで解決できれば良いのですが、せっかくきれいになった仕上げ材がまたカビてきた、

とかになってしまうと、また工事に入ったり、結局また壊したりという事態になりかねません。

勿論、全てのリフォームに【断熱、気密、換気】を同じように計画すれば、全てOKという事でもなく、費用対効果の事も含め、とにかく最善の策、計画を立てていく事が肝要です。

【結露】そのものが悪という考え方ではなく、結露が起きている原因、健康被害も含めたデメリットをと施工する側は勿論、お客様もきちんご理解いただいたうえで施工計画を立てていきます。

 

今回のリノベーション工事の解体時にもう一つ【雨漏れ個所】が見受けられました。

こちらも、当然詳細調査時に見受けられる個所は相応の対策をとっていくのですが、今回は1階のほぼ中心の箇所の更に間仕切り壁内に見受けられました。

この個所においては、リノベーションで解体していなければ今後も室内側に現れる事もなく、更に長い年月気付かずに雨漏れしていく事になったかと思われます。

室内側に出なければ内装がきれいなままで過ごせるのですが、確実に柱や梁、土台にダメージが蓄積していく可能性があり、壁内結露と同じ現象になりかねないので、改めて雨漏れ調査と報告をさせて頂きました。

お客様とご相談させていただき、この機に一緒に修繕することになりました。

 

工事前に可能な限り可視化する事を私たちは心がけていますが、決して透視能力があるわけでも、予知能力があるわけでもないので、100%工事前に見える化できるわけではありませんが、

工事前に予測を立てることは、お互いにとってメリットが生まれると考えています。

「リフォームは壊してみなきゃわからない」という考え方は間違ってはいないのですが、可能な限り調査で分かる部分に関しては明確にすることで、設計計画と御見積の精度が上がるものだと思います。

こちらのリノベーション工事はまだまだ、始まったばかりですが、完成したら、また写真を交えてご紹介します!

今回は、ただの長文のみになりましたが、次回は写真いっぱいUPできるブログにしていきます!

 

あ!全然今回のお話と関係なく私事ですが、myバイクのカスタムをほぼ終えベストショットが取れたのでそれだけUPします!

 

いや~

最高!

 

ではまた!

 

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