こんにちは。
工事部の宮下です。
長い梅雨も終わりに近づき 今日はとても暑いです。
明日から8月です、今年の夏は短くなりそうですが
暑さに負けず、コロナにも負けず工事を進めていきたいと思います。
今回ご紹介させて頂くのは増築工事で1階倉庫 2階寝室という内容です。
リフォーム工事といえば古いものをイメージしますが
20年前の建物で比較的新しい建築物での増築と既存屋根に新規屋根をつなぐ
内容の工事でした。
20年前といえば在来軸組も柱接合金物も大きく変わった年でもあります。
また根太を使わず床下地合板を厚くし梁に直接釘で合板を張る
剛床工法(根太レス工法)に変わってきたのもこの位前からでした.
剛床工法には、水平方向に対する力に強く、地震や台風によって歪みにくいという利点を持っている為
大地震が起こると、躯体への損傷や床のズレが起こってしまうことがあるため、
今は当たり前ですが阪神・淡路大震災(平成7年)の5年後に大きく
在来軸組工法も耐震性能をアップされ
壁にも耐力壁面材を張るようになりました。
以上の事から2階の部屋をつなげ 床の段差がないように
また既存の屋根の高さを確認が必要な所です。
今は木材をプレカットして現場で建てるだけになっているので
高さの設定が大事な所で既存の床より少しだけ低く設定し
無事増築できる事ができました。
今は根太レス工法の家が主流なので平成12年以降の工法もリフォーム案件に
増えてきそうです。
耐震性能アップを意識していきたいと思います。