長野市でリフォーム|ちょっと待って!外壁塗装をDIYするときの注意点

*お知らせ*コラム*屋根・外壁リフォーム2019/4/14

「外壁塗装か・・・業者への依頼は高いし、今回は自分でやってみようかな」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
最近はDIY(Do It Yourself)がはやっていることもあり、趣味や費用を抑(おさ)えるために外壁塗装を自分でやる人も増えています。
しかし、外壁塗装をDIYでするときには、多くの注意すべきことがあります。
そこで今回、長野市のリフォーム専門店である当社が、外壁塗装をDIYでするときの注意点をご紹介したいと思います。

□価格だけみると・・・

DIYの最大のメリット、それは「価格」ですよね。
一般的に、外壁塗装の費用相場は、80~150万円と言われています。
内訳としては、塗料・養生などの材料費20%、足場の費用20%、塗装屋の職人さんの人件費30%、その他・運営費30%です。
一方で、DIYの相場は30万円~50万円くらいと言われています。
内訳としては、DIYで外壁塗装をする際に必要となるブラシやバケツといった道具代、そして塗料代といった各種費用に加えて「足場」です。
もちろん、足場をホームセンターで購入し、自分で設置することも可能です。
しかし素人が設置することは非常に危険です。
また、設置時に、壁に傷をつけたりする可能性もあるため、おすすめできません。
業者に頼んだ場合、相場として、10万円代後半が目安です。
上記のものを合計すると、およそ30万~50万くらいです。

ここまでで比較してみると、「DIYの方が価格を安く抑えられて良さそう・・」
当然そうお考えの方も多いと思います。
しかし、DIYで外壁塗装することには多くの注意点があります。

□価格よりも安全第一!

高所で作業することは、危険が伴います。
さらに、塗装するための道具を持ちながらの作業となるため、バランスが悪くなります。
当然、転落するリスクは非常に高く、数m程度の高さであっても死に至るケースは少なくありません。
足場を組んでいた場合にも、自分で作業する場合は、落下の危険を考えておきましょう。

□時間がかかる!

DIYは自分でやるため、時間がかかります。
一般的に、外壁塗装の工程(こうてい)の順番は、「洗浄」→「養生」→「下地処理」→「下塗り」→「中塗り・上塗り」です。
業者の場合、一般的に平均日数は2週間程度ですが、自分で行った場合にかかる目安としては約30日間です。
しかし、これは1日中休みなく作業をした場合なので、実際にはもっとかかることが予想されます。
また、平日はお仕事されている方も多いため、最低でも約3カ月間はかかると考えておきましょう。(なかには1年かかる人も・・・!)

□仕上がりの違い

DIYは自分でやるため、仕上がりがうまくいかない場合があります。
「色ムラができて失敗してしまった・・・!」
このような声も、少なくありません。
業者に依頼した場合、一般的に外壁の汚れを落とすところから始まります。
これは塗装後に長持ちさせるためです。
しかし、DIYの場合は時間の都合もあり、正式な工程を省く場合も。
塗料を一回塗っただけでは、本来の塗装の目的が果たされません。
その結果として、数年もしないうちに塗装面がはがれてしまうこともあるのです。

□まとめ

決して安くない外壁塗装、できるだけ費用をおさえたいですよね。
しかし、費用の他の面でDIYにはデメリットが多いことを、ご理解いただけたでしょうか。
満足がいく外壁塗装にするためには、DIYよりお金はかかりますが、信頼できる業者に塗装工事をまかせるのがおすすめです。