天井の断熱リフォームをしようとご検討されている方はいませんか。
本記事では、そのような方に天井の断熱リフォームにはどのような種類があるのか、どのような点に注意しなければならないのかをご紹介します。
天井の断熱リフォームをご検討中の方は、ぜひご覧ください。
□天井の断熱リフォームの施工法をご紹介!
天井の断熱リフォームには施工方法が大きく分けて2つあります。
具体的にどのような施工方法なのか見ていきましょう。
*敷込み工法について
1つ目は、敷込み工法です。
これは天井裏に断熱材を敷設する工法で、比較的安価に行えますが適切に敷設しなければ断熱効果が発揮されないのが特徴です。
流れとしては、壁内への外気の侵入を防ぐために、切り取った断熱材で壁の中の通り口を塞ぎ気流止めをしたのち、吊木の周囲に断熱材を敷き込んで屋根裏全体に断熱材を敷き完成です。
*吹込み工法について
2つ目は、吹込み工法です。
これは天井裏に綿状の断熱材を吹込む工法で、断熱効果は高いですが専門会社による施工が必要であるためその分費用は高くなるのが特徴です。
流れとしては、敷込み工法と同様、気流止めを行ったのちに、専用の機械を用いて吹き込みを行って完成です。
□天井の断熱リフォームを行う際の注意点とは?
次に、天井の断熱リフォームを行う際の注意点についてご紹介します。
本記事では、大きく分けて3つの注意点をご紹介します。
1つ目は、通気や気密についてです。
天井の断熱は気密性が非常に重要です。
具体的には、住宅の気密性を確保しながら、湿気を逃す通風口を要所に設けることが重要です。
適切な通風口を設けることでより快適な室内環境を築けられるでしょう。
2つ目は、隙間についてです。
小屋裏から天井に施工をする際は、断熱材にも隙間ができやすくなります。
隙間があると断熱効果は弱くなってしまうため、隙間対策はしっかりと行ってください。
3つ目は、屋根の断熱についてです。
小屋裏では天井が床下となるため、夏には熱気がこもってしまう可能性があります。
そのため、小屋裏に居住スペースがある場合は、屋根断熱も検討する必要があります。
また、適切な通風口や換気扇などを設けるのも良いでしょう。
□まとめ
本記事では、天井の断熱リフォームの種類、そして注意点についてご紹介しました。
断熱リフォームは天井だけでなく、外壁や屋根などにも行えます。
天井にのみご検討されている方は他の箇所の施工もぜひご検討ください。