「外張り断熱のデメリットについて知りたい」
リフォームをお考えで、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、外張り断熱のデメリットについて解説します。
□外張り断熱のデメリットとは
外張り断熱のデメリットは、3つあります。
1つ目は、施工費用と材料費用が高いことです。
外張り断熱の施工は難しく、その分施工費用も高くなってしまいます。
詳しく説明すると、外張り断熱では外観形状にあわせて断熱材を使用する必要があります。
また、外壁と断熱材を完全に接合させなければいけません。
こちらの2つのことを行う必要があるので、施工が難しいです。
施工の難しさに比例して施工費用も高くなるというわけです。
さらに、使われる素材も高価なものが多いので全体的に費用は高くなりがちです。
2つ目は、室内空間の面積に影響が出る場合があることです。
外張り断熱をした場合、壁の厚みが増えるので室内空間の面積に影響が出てしまいます。
構造体の外側から断熱材を加工するためその分建物が大きくなってしまいます。
その場合、その大きさに合わせて室内空間を狭める必要があります。
このように、室内空間が狭くなってしまうというデメリットがあると言えるでしょう。
3つ目は、外壁や断熱材のズレが生じる場合があることです。
確実に施工しておかないと、外壁や断熱材のズレが生じる場合があります。
なぜなら、外張り断熱をする際には、その仕様に合わせた釘を使う必要があるからです。
木材の収縮によって外壁と耐力壁の間に空間が生まれ、釘が外れてしまった場合外壁がずれ落ちることがあります。
そのため、どのような釘を採用しているのかあらかじめ把握しておき、不安を減らすようにしましょう。
□外張り断熱のメリットとは
上記で、外張り断熱のデメリットについて解説しました。
一方で、外張り断熱にはメリットもあります。
そこで、そのメリットについて解説していきます。
*断熱効果が高い
家の外側が断熱材に覆われるので断熱効果はその分高くなります。
そのため、室内の冷暖房効率が良くなり省エネ効果も期待できるでしょう。
*柱などを断熱材で覆う必要がない
外張り断熱では家の外側が断熱材に覆われます。
そのため、室内側の柱同士の間をスペースとして利用でき室内を広くできます。
□まとめ
今回は、外張り断熱のデメリットについて解説しました。
リフォームをお考えの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
また、当社はリフォームに関するご相談を承っております。
お気軽にご相談ください。