ずっと住み続けている家だけど、家族の生活が変わり、間取りを変更したいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
間取りの変更は自分が納得できるまで変更が可能です。
今回は、間取りの変更をする際の費用やポイントについてご紹介いたします。
□間取り変更のリフォームとは
間取り変更のリフォームとは、扉をつけることで大きな部屋を2つの部屋にしたり、壁を壊して2つの部屋を1つにしたりするリフォームのことです。
家の使いやすさは、年数や住む人の生活の変化によって変わります。
間取りをリフォームで変更することにより、現在の家族に合わせた家にすることができます。
□間取り変更のリフォームのポイント
上述の通り、間取り変更のリフォームでは、壁を壊して2つの部屋を大きな1つの部屋にしたり、和室から洋室、洋室から和室など部屋のスタイルの変更が可能です。
また、壁やドア、引き戸やカーテンなどを付けて1つの部屋を複数に分けることができます。
一方で、壁で屋根を支えるタイプの家は、壁を壊してしまうと耐震強度が下がるため、壁を撤去するリフォームができません。
他にも、柱で屋根をさせるタイプの家の、耐力壁という壁は住居を支える部分なので撤去することができません。
マンションは、規約により分譲タイプでも壁を撤去するリフォームを禁止している場合があるため確認が必要です。
間取りを変更するリフォームをする場合は、施工会社に一度家を見てもらい、マンションの場合は規約も確認しましょう。
□間取り変更リフォームの相場
間取り変更のリフォームの相場は、以下を参考にしてください。
・壁撤去と最低限の補修:15~30万円
・壁を撤去し、床材を張り替えて大きな部屋にする:50~70万円
・洋室と和室を大きな1つの洋室にする:30万~50万円
・大きな部屋に引き戸をつけて2つの部屋を作る:10~20万円
・壁とドアの取り付け:20~50万円
部屋の広さや資材の寮や質により変わることがあります。
□間取りリフォームに必要な日数
間取りリフォームの完成までには、5~10日ほどかかります。
よほどのことがない限り、日数が伸びることはありませんが、リフォームする場所が多いと日数がかかってしまうため、業者との事前の打ち合わせが必要です。
リフォームをする前には、部屋の中にある荷物を他の部屋、もしくはトランクルームを借りて入れておくようにしましょう。
□最後に
今回は、間取り変更リフォームについてのポイントについていくつかご紹介いたしました。
間取りを変更するリフォームは、家が変更可能なタイプの限り、自分が納得するまで何度でも変更が可能です。
期間も費用も大規模リフォームとは異なり、施工しやすいです。
また、介護リフォームや省エネリフォームは、場合により自治体の補助が付くことがあるので、一度自治体の担当課に相談してみるといいでしょう。