現在の家を和風な住居に改築する場合、元の家が和風か洋風かでもリフォームの内容が大きく変わってきます。
今回は住居を和風にリノベーションする際のポイントについていくつかご紹介いたします。
□和風の家をつくるためのポイント
和風の家には自然素材を壁や床、天井などの材質に選ぶのがおすすめです。
無垢のフローリングや、珪藻土を使用した壁なども四季に合わせて湿度を調節してくれるため、日本の気候に合わせた生活をすることができます。
また、和風の部屋には欠かせない畳を使ったり、ドアを引き戸にして和風の家の特徴を取り入れたりすることもおすすめです。
引き戸も、すべて和紙にしてしまうのではなく、ガラス製にすると、開放的な雰囲気をつくることができます。
縁側を広くして子どもも遊べるようなスペースをつくったりしてもいいかもしれません。
照明は、竹や麻などの照明を使うとさらに和風な雰囲気を演出することができます。
外観も和風にしたいときは、庭に玉石や水鉢を置いたり、窓辺に敷石や鉢入りの花などを飾っておくといいでしょう。
室外機が人目に触れるところに設置されている場合は、木製のカバーを使って隠すとよいと思います。
□自然素材とは
自然素材とは、木や草、土などの自然のものを使用している資材や建材のことです。
天然木や無垢、珪藻土、漆喰や畳、和紙といったものが日本の建築で使用される自然素材の代表的な資材です。
アレルギー対策にもなると昨今注目を集めており、日本の気候に合った室内環境をつくることができるといわれています。
また、自然素材は人と一緒に呼吸するため、風や光、熱を取り込んでは放出しながら、快適でぬくもりを持った住居になります。
また、合板フローリングなどの化学物質からなる建築材は、傷がついてしまうと直すことができないため、撤去してしまうと産業廃棄物になります。
一方で天然木や珪藻土などの自然素材は、修復して使い続けることが可能です。
天然素材の家は、室内の空気を自然に適切な温度に保つことができるため、省エネ効果も期待できます。
□最後に
今回は、現在の住居を和風にリノベーションする際のポイントと、その際に使用するべき自然素材の資材についていくつかご紹介いたしました。
和風といっても、現代風の雰囲気を取り入れた現代和風、現在増えている和風とモダンを融合した和モダン、家具も昔ながらのものを取り入れた古民家風の伝統和風など、理想の和風の住居は人それぞれです。
長野市で、リノベーションを考えている方は、ぜひ当社に一度ご相談ください。