住宅のリフォームをする際に気になる点はいくつかあると思いますが、費用の面は特に見逃せませんよね。
今後の暮らしを問題なく行うためにも資金計画を行っておくことは大切です。
今回は、その資金計画の具体的な流れをご紹介いたします。
◎資金計画の流れ
資金計画の際に行うことは、今手元にある資産とリフォームに使うことができる資金の把握・リフォームにかかる費用の見積もり・比較から自己資金だけで賄えるかの検討・支払い計画・住宅ローンの借入額と返済の検討、といったものです。
詳しく見ていきましょう。
1. 今手元にある資産とリフォームに使うことができる資金を調べる
まず、ご家庭の現状の資金の集計を行います。その中で住宅のリフォームに充てられる資金がどのぐらいあるのかを計算します。将来的に急な出費がある可能性もないとは言えませんので、貯蓄しておく資金も考慮しておきましょう。
2. リフォーム費用の見積もり
次に、リフォームの価格がどのぐらいになるのかを見積もりを取ってもらって計算します。リフォームの場合は、すでに現物があるのでより正確に費用を把握しやすいです。
3. 比較から自己資金だけで賄えるかの検討
算出した住宅のリフォームに必要な額と最初に求めた自己資金の額を比較します。
もし自己資金の方が大きく上回っていれば問題はありませんが、リフォーム費用の方が高いのであれば、計画しているリフォームの中で内容を変更できないかということを検討し、より安くする方法を講じます。それでも厳しいようであればローンを申請することになります。
4. ローンの借入額と返済の検討
ローンは借入額だけではなく、利息分も返済することになります。金利や返済方法には色々ありますが、ご家庭の生活を省みて、どの程度の金額までであれば確実に返済に充てることができるかを考えます。
返済できないようでは問題ですが、返済に追われて生活を制限するのも苦しいと思われます。
生活の場である住宅をより良くするためのリフォームですから、無理のない返済計画を考えましょう。
◎最後に
今回は資金計画の一連の流れをご紹介いたしました。
新たに家具家電などを購入することもあると思うので、出す資金には余裕がある方が良いです。
決して安くはない出費ですから、どの程度であれば生活に支障がないかを慎重に考えるようにしましょう。