キッチンリフォームをお考えの方へ、動きやすい構造にする工夫

*お知らせ*キッチンリフォーム*コラム2018/4/17

料理をする場所としてのキッチンは毎日利用される方も多いことでしょうから、使いやすい構造であることは重要ですよね。
今回は、機能性を高めるキッチンのリフォームに関してのお勧めをご紹介いたします。
 

◎使いやすくするために

キッチンのリフフォームでおすすめしたいのは、実際に作業することを想像して行うということです。
キッチンは割とよく移動があるものです。食事を運ぶだけではなく、シンクとコンロと冷蔵庫の間は料理時に頻繁に行き来します。
この動きをスムーズにできるかどうかで炊事における疲労度合いも大きく変わってきます。
 
シンクとコンロの距離が120~180cmほど、コンロと冷蔵庫の距離が120~270cmほど、冷蔵庫とシンクの距離が120~210cmほどなるようにするのが動きやすいとされていますので、この数字を参考にして決められても良いでしょう。
 
また、お子さんなどと複数人で料理をしたいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、他の人が立っていても邪魔にならないような、幅に余裕を持たせた造りにされるのがお勧めです。
キッチンの種類には形状で4種類・配置方法で4種類があります。
ご自身の好みや他の間取りと相談しながら決めるようにしましょう。
 

◎キッチンの形状と配置

そのキッチンの形状と配置方法のご紹介です。
 
●形状
Ⅰ型…冷蔵庫や流し、加熱調理機器などが一直線に並んでいます。
Ⅱ型…二列に配列されており、中央部の通路に冷蔵庫・流し・加熱調理機器などが向かい合っています。
L型…調理箇所がL字になっており、流しと加熱調理機器が両側に配置されています。
U型…調理箇所がU字になっており、料理をする側から見るとキッチンに囲まれているような形になっています。
 
●配置
対面…リビングやダイニングに向い合うようにして配置されたキッチンであり、居間が広くとられている住宅やマンションなどで人気です。
 
壁付け…キッチンが壁に付いているタイプです。
ペニンシュラ…半島の意味で、キッチンの一部が壁に付いており途中から離れています。
アイランド…キッチンが壁面と接していないという特徴があります。
 

◎最後に

今回は、中古住宅のキッチンリフォームにおけるお勧めをご紹介しました。移動とそれに相応しい配置を実際に動くことを想像して考えていきましょう。