こんにちは。
サンプロリフォーム工事部のヤマグチです。
今回は松本市での大規模リノベ-ション計画から、
「江戸時代からの貴重な建物装飾」に注目してご紹介させていただきます。
早速ですがこのお花のような金物
なんだと思いますか?
このお花型の飾りは桃山時代以降江戸時代に
和室の長押を取り付ける際に釘の跡を隠すための飾りなんです
更に近づいてみると
細かな彫刻がされおり、まさに日本人の職人魂が感じられます✨
この様な手先の器用な職人さんの作品がこちらのお宅には随所に見られます
こちらは襖の引手金物
丸い引手の周りに⚓の様な繊細なデザインがされていますね
また、こちらのお宅は昭和34年の伊瀬湾台風という大きな災害をもたらした台風を乗り越え
写真の手前の川の拡張に伴い移築もされて今日に至る
まるで生きた歴史の様な素晴らしい建物になります
このような歴史ある建物と関われる事は
私にとってかけがえのない素晴らしい経験になるはずです
次回もこの時空を超えリノベ-ションの続きをアップしたいと思いますので
それではまた次回お会いしましょう