こんにちは。サンプロリフォーム事業部の桃井です。
1月半ばになり、寒さも一段と厳しくなってきました。
皆様、どうお過ごしでしょうか。
今回のブログでは、あるご家族の想いとそのカタチについて書かせて頂きます。
そのご家族は、数年前にサンプロ建築設計で新築を建てられたオーナー様です。
諸事情によりやむを得ず、その建物を手放すことになりました。
そのご自宅の玄関には、当時のご家族4人(ご主人様、奥様、お子様2人)の
手形がありました。
新築の記念に当時の手形を残す計画でした。
心優しいオーナー様は、次に住む方の事を考えて手形を消す工事をご依頼頂き、
承りました。
前向きなリフォーム工事のご依頼と少し違い、
寂しさが残る内容でしたので、いたたまれずスタッフの皆さんに相談しました。
その中で、もう一度手形を残そうという案があり、工事とは別ですが
手形を残すご提案をしました。
早速、枠の制作を計画しサンプロ屈指のスーパー営業マン【K野さん】にお願いして、
制作して頂きました。
オーナー様の新しいご自宅が完成後に、手形の施工を着工しました。
当時、小さくその時の事を覚えていない下の娘様も、
ウキウキしながら手形を取る為の下地をならしていました。
何回もやり直し、納得いく下地が出来て、いざ手形を取るとなかなかうまく取れず、
再びやり直し、その作業を繰り返し行っていました。
私は、当時とは違ったシチュエーションで
手形を取る姿、笑顔をみて、こみ上げるものがありました。
当時、前向きではない気持ちのリフォーム工事が、
再び、今のカタチで思い出が残せたことに対して、
非常に嬉しく感じました。
私自身サンプロ営業生活の中でも、決して忘れることない思い出にさせて頂きました。
工事計画で幸せ笑顔になって頂く事はもちろんですが、
それ以外でも、想像を超えるものの提案、カタチにしていきたいと、
改めて思いました。
以上。今回のブログです。
コロナの心配事がつきませんが、乗り切りましょう。
お体ご自愛下さい。