こんにちは
コーディネーターの庄村です
毎年12月に数日の旅に出ます
今年は紅葉が終わった冬の京都を訪れました
雨模様の予報でしたが傘をさすことなく、悠久の時の流れを堪能してきました
混雑を心配をしていたインバウンドの影響もあまりなく
中学生の修学旅行の団体が多少目立ちましたが
どこでも先に拝観ができ天候と共に『運が良い』旅となりました
今回のテーマは『美味しい京都を味わい非日常を堪能する』です
過去訪れたことのない神社仏閣はもちろんですが
楽しみの一つが食事・・・特に『朝食』
2日目の朝食は1940年創業のイノダコーヒー本店『京都の朝食』
重厚感のある建物とレトロなインテリア空間の中でいただくモーニングは絶品
食後の深い味わいのコーヒーと共に昭和を感じるひとときです
3日目の朝食は今回の旅の楽しみベスト3のひとつ
南禅寺 瓢亭別館『鶉がゆ』
400年前に南禅寺へお詣りする人びとの休息所(茶店)が始まり
約190年前に懐石料理店になったお店です
時間に追われて食事も飲み込むように済ませてしまっている日常
ゆっくり味わいながら食を楽しめる非日常のひと時
そして若いころ10代・20代に1度ずつ訪れたことがある『詩仙堂』
今回急に思い立ち最後に予定変更をして詣でてきました
左京区一条寺にある石川丈山の山荘跡です
今は禅寺
曹洞宗大本山永平寺の末寺でもあります
英国の現国王が皇太子時代にダイアナ妃とご一緒に訪れたことでも有名です
ただお庭を眺めているだけなのですが自然と心が洗われます
畳にすわり庭を見下ろし、時折目を瞑ってじっとしていると
悠久の時の流れを感じます
傾斜地に広がる庭に下り立ちゆっくりと眺め歩くことで
体中が浄化されていくように感じます
今は冬枯れの季節
『鹿おどし』が響くお庭は、それもまた風情があって素晴らしいものです
非日常を感じて少しでも心癒されていただければ幸いです