自宅が寒いとお困りの方はいらっしゃいませんか。
そのような方には窓のリフォームがおすすめです。
以下でその理由をご説明します。
□窓の断熱リフォームによる寒さ対策への効果
窓は住宅を作る建築材料の中で最も薄い箇所です。
ただ、住宅の空気を入れ替えるためには重要な箇所で、住宅の空気の入れ替えが夏は約70%、冬は約55%窓で行われています。
これは屋根や壁と比べてかなり高い割合です。
さらに、空気は同じ温度になろうと温かい空気は冷たい空気のところへ、冷たい空気は温かい空気のところへ移動する性質があります。
住宅では部屋の温かい空気が、冷たい空気が多い窓の方へ移動するため、部屋が寒いと感じるのです。
窓の断熱リフォームをしておくことで、この空気の移動が抑制されます。
そのため、寒さ対策に高い効果があると言えますね。
また、窓の断熱リフォームは部屋を温かくするだけではありません。
窓の断熱性を上げると、上記で述べた空気の移動が少なくなるためエアコンの使用を減らせるため、電気代の節約ができます。
また、泥棒や空き巣は窓から入ることが多いため、断熱性を高める二重窓や厚みのあるガラスにすることでそうした被害を防止できる効果も期待できます。
□断熱性の高い窓に変える方法
上記の内容から、窓の断熱は寒さ対策に効果抜群であることを知っていただけたのではないでしょうか。
ここで、断熱性の高い窓にするにはどのような方法があるか気になりませんか。
以下で窓の断熱リフォームの方法を3つご紹介します。
1つ目は内窓を設置する方法です。
既存の窓にさらに窓を設置することで、それらの窓の間に空気層を生み出し部屋の暖気が外に出るのを防ぎます。
二重窓は防犯対策ができることに加え、防音対策もできます。
2つ目は外窓を取り変える方法です。
これは既存の窓を取り外し、より断熱性の高い素材を用いた窓に変えるリフォームを指します。
元の窓枠を用いることで壁を壊す必要はありません。
比較的簡単にリフォームできるのが外窓の取り変えリフォームの良いところです。
3つ目はガラスを替える方法です。
この方法は外窓を取り替える方法と違って既存の窓のサッシは残し、ガラスだけを断熱性の高いものに替えるリフォームを指します。
内窓の設置や外窓の取り替えと比べ、窓のデザインは変わりません。
デザインを変えずに窓のリフォームをしたい方におすすめです。
□まとめ
寒さ対策には窓のリフォームが効果的です。
簡単に行えるリフォームもあり、リフォームに抵抗がある人でも気軽に行っていただけます。
窓の断熱リフォームをお考えの際は、この記事を参考にしていただけると幸いです。
