内装
玄関
- 狭い玄関を広くしたいのですが?
玄関前のスペースに余裕があれば増築するのが一番ですが、できない場合は玄関ドア入って正面に鏡をつけて奥行を感じさせたり、また、暗い玄関はなおさら狭く感じるもの。窓を出窓にしたり、玄関ドアを明かりとりのあるタイプや袖がガラスになったタイプにして照明を明るくするなどの方法があります。
玄関ドアも大掛かりな工事をしなくても取替できるリフォーム専用ドアがあります。
- 玄関チャイムをカメラ付インターホンに取替えるのは難しいでしょうか?
場合によって電源がない場合、電気工事が必要となりますが、電源がある場合には簡単です。
- 玄関が狭い為、くつの収納に困っています。何かいい方法はありませんか?
各建材メーカー、玄関収納ユニットという製品を扱っておりますので組み合わせによって大容量の収納が可能です。
- 玄関ドアが色あせてしまいましたが、ドアだけ取替えはできますか?
限られた種類になりますが、可能です。今のドアに合わせてサイズを加工することができます。また、玄関全体を取替える方法もあります。この場合には枠ごとおおう型になりますのでデザイン的にも選ぶ範囲が増えます。
- 高齢者に配慮した玄関まわりはどんなことに注意すればいいですか?
手すりをつける、スロープをつくる、段差をなくす、腰をおろして靴をはく、脱ぐスペースを作る(イスを置く)等があります。個々に違うのでその人に合った高さや位置に注意されるとよいと思います。
廊下
- 廊下と各部屋の段差をなくしたいのですが?
段差スロープという製品がありますので使用してみて下さい。又廊下の床を上げ段差をなくす方法もございます。
- 廊下が暗い為明るくしたいです。
廊下の壁、天井を白色系の色彩にしてみて下さい。印象があかるく感じられます。又、どこか壁に開口がとれる場合、明かりとり窓を設置してみて下さい。
内装全般
- 内装材にはどんな種類がありますか?
床材には、フローリング・カーペット・クッションフロア・コルクタイル・タイル・石などがあります。
フローリングは木のぬくもりがあり、むく材になると、湿度調節の作用もあります。
複合フローリングでは、防音タイプや抗菌塗装を施したものなどがあります。カーペットは保温や防音の効果が高く、ウール100%のものには空気中の有害物質を取込み浄化する作用がある、とされています。
クッションフロアは合成樹脂系なので水に強く、水廻りに向いています。
コルクタイルは断熱と保温効果があり、すべりにくいです。
タイルや石は玄関ポーチ、浴室などに主に使われます。大理石は酸に弱いので浴室などには向きません。天井・壁材には、ビニールクロス・布クロス・紙クロス・木・タイルなどがあります。
ビニールクロスは、様々な色と柄があります。耐久性があり汚れても掃除がしやすく、他の内装材に比べて安価です。布クロスは種類が限定され、汚れがつくと落ちにくいです。
紙クロスは輸入品が、色・柄が豊富です。
木にはむく材と合板があります。
タイルは主に台所や浴室の壁に使用されます。
- リフォームで床暖房にできますか?
温水式と電気式の2種類に大別できます。
温水式は、熱源はガスか電気か灯油です。給湯器やボイラーで温水をつくり、それを床下のパイプに通しパイプから伝わる熱で床を暖める仕組みです。
電気式は、床下のヒーターに電気を通し発熱させて暖房する仕組みです。一般にマンションや使用日数の少ないケースでは、電気式が有利です。
リフォーム用として、ヒーターとフロアが一体となった既存フロアーの上から施工できるような商品も開発されています。
- 床のカーペットを貼り替えたいのですが、フローリングのほうがいいでしょうか?
最近では、フローリングに貼りかえるケースが多くなっています。ダニやホコリの心配、清掃のしやすさなどでは木質フローリングのほうが優れているといえます。耐防汚、耐クラック、耐水、耐熱、防音などの性能もいろいろあり種類も豊富。ただしカーペットよりは費用がかかります。
- 収納を中心としたリフォームを考えていますが、家具は造り付けとユニットとどちらがいいですか?
造り付け家具は、スペースや物に合わせてピッタリ造れるのが魅力です。
ただ、注文してから時間がかかる、躯体に造り付けてある場合は移設ができない、コストがかかるなどのデメリットもあります。材料によりかなり金額的にもかわってきます。
ユニット家具は、造り付け家具ほどスペースを有効活用はできませんが、工場生産品の為、品質もよく、安価、あとで買い足したりも可能です。いろんな面から比較検討が必要です。
- デッドスペースを利用して収納を増やしたいのですが?
小屋裏空間や階段の下などが、まず、挙げられます。また、1階だけでなく、2階に設置可能な床下収納も種類が豊富に出ています。
- 階段のキズが目立ってきたのですが?
方法としては、掛け替え以外にも塗装したり、カーペットを貼るなどありますが、最近は既存の階段の上から貼れる木質材がでています。ノンスリップもセットになっており安心です。
工事の際に、手すりも一緒に検討されることをおすすめします。
- 手すりを取付けるには壁の補強が必要ですか?
手すりにかかる荷重は、その人の体重の約3倍と言われ、壁を補強しないと手すりは取付けられません。また、手すりは、伝い歩きをするところでは横型。立ち上がる動作を支える所では縦型、L型は横の部分をつかんで体を安定させ、立ち上がる時は縦の部分で体を支える、と言った特徴に応じ、場所に応じた取り付けが必要です。また、下地不要のベース材とセットになった手すりも最近はでています。
- 日に当たって床がボソボソになってしまいましたがどうしたらいいですか?
ジュータンをひく、または床を張り替える方法があります。また、キズ・汚れに強いUVカットの床材もあります。