営業の矢嶋です。
昼間と夜の寒暖の差が激しくて体調管理が大変な季節ですね
先日、ご高齢の方のお宅でトイレのリフォームを施工させていただきましたが、やはり体が気温差についていくのがやっとだとおっしゃっていました
その方は以前、転倒事故に遭い、足を骨折され、家の中での歩行が困難になってしまいました。
今回、手すりの工事と共に、狭くて不便だったトイレも一緒にリフォームをと、ご依頼いただきました。
一般的に設置されている手洗い付の洋式便器。
体の自由がきくときは何の不便も感じず使用できましたが、手や足が思うように動かなかったり、痛みを感じるようになると、途端にトイレに行くことがひと仕事にになってしまいます。
便座のふたを上げる、水を流す、手を洗う、お掃除など、トイレで行う動作は寝ることや、食事をすることよりも沢山の事をしなくてはなりません。
その動作の一つでも解消もしくは緩和されれば、トイレに行くことを気に病むことなくむしろ、自分でしようという気力も沸いてきます。
そこで、今回計画したのは、便座はセンサーで開く、便器洗浄も自動、手すりを両側につけ、開き戸を引き戸にし、お掃除の頻度も減らして、更に狭さをあまり感じないようにするというプランでした。
設置した便器はTOTOのネオレストRH1・ワンデーリモデルタイプで手すりもTOTOのものです。
引き戸が間取りの関係上内側に設置しなければならず、壁に手すりが設置できないので、可動式の手すりを付けました。
手洗いも手前で使えるので、腰に負担もかからず使っていただけます。
これだけの設備を入れ替えるのに要した工事期間はわずか一日。まさに1DAY
廊下の床や手すりなど、バリアフリー化を行い一旦は完成ですが、今回の工事で完璧かどうかは、実際に生活してみないとわかりません。
一気に大改修をするリフォームもあれば、使いながら不便を解消していくのもリフォームのやり方の一つです。
様々な形のリフォームがありますが、施工後実際に住む方が笑顔で暮らせたら最高ですね
それでは、また