こんばんは。現場監督の中村です。
今回は、松本市内で施工させていただいている、耐震補強工事で現れた
シロアリの食害を紹介します。
工事の概要は、既存外壁の
ALC t=50を剥がし、構造
用合板で耐力を高め、サイデ
ィングを張って仕上げる、とい
うものです。
シロアリの食害を受けた木材
が現れた箇所は、中二階の
水上の半丸棟瓦の下の部分
と、ポーチ屋根の左サイドの
鼻先部分です。
中二階部分で現れた柱です。
かなり食害を受けています。
幸いな事に、十年程前に行っ
た塗装工事の際に施したコー
キングが効果があったのでしょ
う。今は乾燥した状態で、シロ
アリは存在していませんでした。
写真のような状態で、木材が
取付けられていたものと思われ
ます。
ポーチ屋根部分で現れた木材
です。これも激しく食害を受け
ています。
食害を受けた木材は、容易に
写真の様になってしまいます。
シロアリの食害を防ぐには、外壁の内側に雨水を侵入させないことです。
特に、写真で紹介した、屋根が壁に取付く部分は、防水をしっかりしておき
たいですね。