お久しぶりです。営業の矢嶋です。
あっという間にお盆が過ぎ、秋の足音がそろそろ聞こえてくるかな?
と思ったら、セミが激しく鳴いてますね秋はまだまだ先ですね・・・
先日、大きなリフォームのご契約をいただきました。
ご相談を受けたのが、今年の2月。
最初にお伺いした日は雪が激しく降っている日でした。
お邪魔するとまず目に飛び込んできたのが・・・
このお宅の85歳になるお母さんが趣味で描かれたものだそうで、設計の計画の中に飾れるスペースを作りましょうとご提案させていただきました。
こちらも貴重な代物ですので、やはり見える場所にインテリアとして計画内に盛り込ませていただきました。
猫ちゃんも寒いので、丸くなっています・・・
こちらのお客様は、2年前からこのリフォームのご計画をされ、ご自身で「夢ノート」をお持ちでした。
素晴らしい!の一言でした。
ご自分の思いをそのノートいっぱいに詰め込んである「夢ノート」
その夢を実現するために、早速耐震診断とプラン作成に取り掛かりました。
出ました。耐震診断士の道本さん!
床下には炭が敷き詰めてありましたが・・・
最近ダイエットに成功している道本さん。
果敢に潜っていき、正確な調査を進めていきました。
猫ちゃんも心配そうなまなざしで様子をうかがっています。
調査の後はいつもの道本スマイル
さわやかです!
その後、耐震補強計画、プラン作成に移りましたが、様々な障害や条件などをクリアしなければならず、何度も何度もお打合せを重ね、この度、ご契約をさせていただきました。
約7か月というお時間をいただき、設計、CAD、積算、それぞれの担当者がチームとなり、お客様の夢を実現しようと、根気よく何度も作り替えて一つの形となって行く。
「仕事なんだから当然だ」と思われるかもしれませんが、「仕事だから」という思いだけでは、魅力のあるプランや、高品質な工事は実現できません。
私は営業担当ですので、お客様のご要望や困っていることなどのご相談を受け、理解し、それを極力ストレートに、それぞれの担当に伝えることが業務の一つですが、その報告を受けた設計は、お客様が今後どういった生活をされるのか、どうすれば悩みを解決できるのか、そこにプラスα期待以上の設計ができるかを悩みご提案する。
設計が固まってきたところでCADで図面やパースを作成。図面にもお客様がわかりやすいように説明書きをつけたり、パースはどの角度でどのような見せ方をすればお客様がイメージしやすくなるか。
そのイメージを見てお客様の思い描いていた夢に近づけているかどうか。常にお客様の気持ちを思い浮かべて作成します。
その設計プランを受けて、これから何十年も住み続けるにはどのような工事をすればいいのか。お客様が安心して暮らせ、なおかつ施工する側も自信を持って大丈夫ですといえるような工事をするにはどれだけの材料と時間を費やせばいいのか。時には、家にとっても将来的なことを考えてもデメリットの大きなことがあるようなら、お客様の要望を満たせないこともありますが、常に脳みそに汗をかいて作成する。
その作業を、お客様からご契約をいただくまで何度も繰り返す。決して「単なる作業」ではできないことだと思います。
ご契約の日、お客様から、「ようやくこの日を迎えられました。何度もプランや見積もりを作っていただき本当に申し訳ありません。ありがとうございました・・・・」と、喜びあふれる契約をさせていただきました。
各担当の皆さんの思いが、お客様にも届いたんだなぁと実感できました。
ありがとうございました!
しかし、ここからがスタートです。
これから長い長いお付き合いをさせていただきますが、まずは、チームに現場管理やコーディネーターを加え、着工に向けて段取り開始です!
では、また・・・