こんにちは、設計積算担当の町田です。
すでに、夏バテ気味です。
ここ２ヶ月近く、昼食はウイダーインゼリー２個にして、
カロリー摂取を抑えているのですが、あまり劇的な
効果は出ず、体重８７→８５㎏と言った所です。
６月３０日の地震が発生した時、サンプロ２階の部屋で
設計スタッフ７名で、構造勉強会をしておりました。
鉄骨造の２階でしたが、かなりの突上げ、縦揺れが
感じられました。物心ついて半世紀以上生きてますが、
MAXな揺れでした。他のスタッフのブログでも紹介
されております様に、私も6/30、7/1、7/4、7/6と
屋根被害対応に動きました。
さて、その中でOB客でおられる、野溝東のN様邸の地震被害
について、少々考えさせられる事が有り、ご紹介させて頂きます。
土蔵を北側から見ています。
この土蔵の北面と東面は
今年の２月末～４月末
外壁の土壁漆喰を当社で
改修させて頂きました。
これに既に二百数十万円
を出費されています。
ここは東南の角上部の
被害状況です。
北西角、北東角もクラックは
入ってしまいました。
こちらは、同じく東南角
腰廻り部分です。
右端の柱は、この地震で
見える様になった訳ですが、
腐っています。
土蔵の棟は、南に崩れて
いました。太陽光パネルの
上を滑って下まで落ちた瓦も
あったとの事です。
養生の補強と瓦を下に下ろす
作業を行いました。
土蔵の南にある母屋です。
母屋は他社さんで前に内部
リフォームが行われており、
その関係で、母屋と土蔵の
地震被害の初期養生は
他社さんで処理済でした。
母屋の屋根上から
東の倉庫を見ています。
倉庫の屋根瓦は
特に被害なし。
母屋の棟（写ってる所）は
うねっています。ここは
１階の屋根です。
母屋屋根より北の東よりを
見ています。
平屋はCB積の倉庫でしたが、
昨年秋当社でリフォームさせて
頂きました。左の２階建て離れ
の外壁サイディング貼他工事
で六百数十万円を出費済で
す。
同じく母屋屋根より北の
離れと土蔵を見ています。
離れの棟もうねっています。
ここは母屋の２階屋根です。
東西に太陽光発電パネル
が既設です。北の土蔵の
南も太陽光発電パネルが
既設です。
母屋屋根より西側を
見ています。
道路を挟んで西に２棟の
鉄骨造の倉庫があります。
こちらもN様所有建物です。
棟がうねっています。
平瓦が浮いてしまっています。
先週末、これらの建物の屋根瓦改修と土蔵の壁改修のお見積りを出させて
頂きましたが、５棟分４冊の見積り合計が三百数十万円でした。
資産家のN様ですが、さすがに「考えさせて欲しい」となりました。
（離れと母屋の屋根瓦改修工事はご契約頂きましたが）
道向こうの倉庫２棟は平瓦の敷き直しにかなりの費用がかかるので、
いっその事、ガルバ鋼板葺きにした方が、今後の地震を思えば
その方が長い目で見て良いかもとの事で、再見積りとなりました。
一番の問題は、土蔵です。春先に土壁漆喰改修をおこなっていなければ、
今回の地震で、かなりの被害を受けて、この際解体してしまうと言う選択肢
もあったかもしれないが、お金をかけてしまっており、又、このままヒビだらけ
でほおって置く訳にもいかず、と言った状況なのです。N様からは、簡易補修
で良いから、土蔵の壁改修は出来るだけ安い見積りでと
依頼されてはいましたが、当社もこの先の地震で、簡易補修箇所はまた
同じ様に被害を受けるのは、明白な事なので、やらせて頂くにはある程度は
しっかり直したいと思う訳です。「いずれは、土蔵は解体する方向」との事で、
土蔵土壁漆喰改修も再見積り（減額）となりました。
７／６の日の夕方、
N様宅の下ろした瓦を
エコトピア山田に捨てに
行った時の写真です。
地震対応で役所では、
書類提出で無料受入れ
でした。
当社のトラックに過積載
か？ぐらい積んで行きました
が、地震から６日目でかなり
の量の瓦、コンクリートブロック
等の山が既にありました。
この後も相当な量の瓦等が
搬入されたと思われます。
長々としたブログになってしまって、スイマセンでした。では、又。
