こんばんは、現場管理の宮下です。
大型の台風が来ると心配されていましたが、
台風災害もなく無事過ぎ去り、一安心でした。
そんな最中、バルコニー改修工事を予定していた訳ですが、
外部足場を掛けたまま、毎朝天気予報と相談しながら、
台風が去るのを確認し、１日工程を遅らせ工事をスタートしました。
工事前
（勾配がない為
水がたまっていました。）
ベランダ防水のFRPの立ち上がりと、外壁サイディング面とほぼ一緒でした。
これでは、雨水が切れない為、建物に雨水が伝わって１階に雨漏りがして、
お客さんも気付いたそうですが、気がつかないままでいたら、
もっと大変な事になっていたんではないかと思いました。
解体
案の定柱と桁が腐っていました。
とはいっても、思ったより腐っていたので、
設計にすぐ相談し対策を考えました。
色々検討した結果柱を取替え、桁を補強し対応しました。
補強完了
なぜこんな施工になってしまったか？
原因は、いくつか考えられますが、
まさかこんな事になるかなんて、お施主さんは新築当時は、
夢にも思わないと思い、信頼を裏切る様な工事だけはしてはいけないと、
つくづく考えさせられました。
