東日本大震災から4カ月がたちましたが、現地では依然困難な状況が続いています。そんな中、6月30日には、松本南部を中心に大きな地震が発生。
改めて、地震災害の怖さを認識しました。幸いにも、多くの被害は、瓦、土壁等に限定されたものでしたが、もう少し大きな揺れ、もう少し広い範囲で地震がおきたときのことを考えると大変心配です。
この地震の後は、前にも増して、耐震診断、耐震補強のご相談を頂くようになり、ますます私たちリフォーム工事に携わる設計者の耐震工事についての確かな知識と経験が必要とされていることを痛感しています。
そこで!
今週の水曜日、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)の主催する耐震診断の実地研修を受講するべく灼熱!の埼玉まで、行って参りました。
参加したのは、リフォーム設計管理部の精鋭3名。研修は本物の中古住宅を使って、実際に耐震診断の手法についての講義と実技を学ぶ、極めて実践的な内容でした。 耐震診断は、科学的な実験データに基づいて、方法がきめられていますが、実は診断者の判断によって、大きく結果が変わる要素も大きく、診断者の知識と経験によって、精度も変わってきてしまうのです。
今回は、木耐協の方々の指導を受けて、改めて耐震診断の重要なポイントや強設補計の際の指針についての確認をすることが出来、大変意義のある研修となりました。 これまで以上に耐震補強に力を入れて、リフォーム設計をしていきたいと強く感じた一日でした。
ご自宅の耐震性能に不安をお持ちの皆さま、ぜひサンプロへご相談ください。
こちらは、7月某日、某宅で床下の診断から生還し、恍惚の表情を浮かべる
サンプロ本川営業部員です。
リフォーム設計管理abeでした。