間取りをなくすリフォームで知っておきたいポイント。

*お知らせ*その他リフォーム*コラム2017/11/12

「リビングとキッチンを繋げたい。」「この壁さえなければ便利なのに。」間取りをなくすこと得られるメリットはたくさんあります。
しかし、本当にそのまま無くしてもいいのでしょうか。
間取りが変化するリフォームですから、安易に決断してはいけません。そこで今回は間取りを無くすリフォームに関するポイントをご紹介します。
 

◆壁の仕切りを無くす時の注意点。

 まず、壁を撤去しても問題ないか調べなければいけません。
コンクリートで出来ているものや耐震性の面でも撤去出来ないことがあります。
また、壁にスイッチやコンセントが設置されている場合、どこに移すのか決めなければいけません。使いにくくなる可能性もあります。
最後に、冷暖房の効き目が弱くなることを考慮しましょう。時には光熱費にも影響が出るかもしれません。
 

◆間取りを無くしてドアを設置する時の注意点。

間取りを無くす最も多い理由の一つがドアの設置です。壁自体をすべて無くすことが難しくてもドアの部分だけ無くすのは可能である事が多いです。
バリアフリー化を目指すなら引き戸をお勧めします。
また、ガラスの部分が多いドアを選ばれると、採光の面では優秀ですが、重くて開閉がしにくいこともあるので、あまりお勧めしません。
 

◆カーテンなどの簡易的な仕切りを無くす注意点。

簡易的な仕切りを無くす際、天井と床のレールも無くしたい場合は、やはり工事が必要になります。
時々、レールが複雑な取り付け方になっており、自分の手では取り外すのは難しいです。内装リフォームが必要な時もあります。
 
いかがでしたか。
間取りを無くすリフォームに関するポイントについてお分かりいただけたでしょうか。
このリフォームは一見単純な工事に思えますが、暮らし方や生活する上での動作が大きく変わる可能性が高い工事であることをよく覚えておきましょう。
しかし、リフォーム前では気づきにくいデメリットを出来るだけ見過ごさないように、リフォーム後のシチュエーションをしておくとより安心です。