やっとの思いで新築戸建てのマイホームを手に入れて、新しい家での生活を謳歌している人も中にはいるのでないでしょうか。新しい家に住むと、普段通りに生活しているだけでも新鮮さを感じ、なんだか楽しく感じますよね。しかし、そんなときこそ気を締めるところは締めないといけません。それは防犯対策です。空き巣は新築や綺麗な家を狙う傾向にあるため、注意しなくてはいけません。そこで今回はリフォームで行う防犯対策について解説していきたいと思います。
1、窓の強化
空き巣の侵入が最も多いのが窓からの侵入です。窓ガラスを割られたり、ドライバーを使ってクレセント部分をこじ割ったり、最近ではライターやバーナーを使い熱することで破る、焼き破りなる手法で犯行に及ぶ空き巣もいます。住宅の防犯対策を考える際にはまずは一番侵入されやすい窓を強化することをオススメします。対策としては2重ガラスや防犯ガラスに変えるというのが効果的です。防犯ガラスを使用することでガラスが割りにくくなり、侵入するのに時間がかかってしまいます。またクレセント錠の他にも補助錠を付け加えたり、万が一窓から侵入された場合でもブザーが鳴るような仕掛けをするのも良いでしょう。空き巣は2階の窓やトイレの窓などいたるところから侵入するので見落としがないか確認しましょう。
2、ドアの強化
窓の次に多いのが勝手口や玄関のドアから侵入するケースです。ピッキングしたりドリルで無理やり穴を開けてそこから鍵を開けるなど様々な手段を使って侵入してきます。ドアからの侵入を防ぐためにはピッキングの時間がかかる2ロック性のドアにしたり、ディンプルキーなどの鍵が破られにくい錠を使用するようにしましょう。また最近では電子錠、リモコンキーなど防犯性に優れた製品も増えているため、ぜひ色々とチェックしてみてください。
いかがだったでしょうか?空き巣は侵入するのに時間がかかるなと思った家には侵入することはほとんどありません。だいたい2分から5分以上かかるようだと侵入を諦めるでしょう。また慣れている空き巣ほど侵入する前に下見を行います。防犯対策がしっかりと行えていると下見の時点で対象から外れるので、家が傷つけられる心配もありません。より快適に過ごすためにもしっかりと防犯対策は行うようにしましょう。