前回、対面キッチンの特徴についてお話ししました。
しかし、単に対面キッチンと言ってもその中でいくつかの種類があるのです。
今回は、対面キッチンの種類をご紹介します。
その1.アイランドキッチン
対面キッチンの代名詞とも言えるアイランドキッチンは、その名の通り島のように独立して存在するキッチンです。
どこの壁にも接していないため、対面キッチンの中でも抜群の開放感を持ち合わせています。
ただし、まとまったスペースが必要です。
また匂いが部屋に充満しやすく、油はねにも注意がしやすいです。
その2.ペニンシュラキッチン
ペニンシュラとは半島という意味で、左右どちらかが壁に接しているキッチンのことです。
壁に接しているのでアイランドキッチンよりも匂いの充満や油はねがしにくく、また間取りの制約も受けづらいです。
アイランドキッチンに比べると開放感には劣りますが、実際に採用するとなるとペニンシュラキッチンの方が取り入れやすいのではないでしょうか。
バランスの取れたキッチンだと言えるでしょう。
その3.I型キッチン
I型キッチンは一列にコンロからシンクが並んでいる形のキッチンで、一見するとペニンシュラキッチンのように見えます。
しかし、前方にカウンターなどで高さを作ることにより、手元が見えにくくなります。
またコンロの前に壁を作ることで、匂いの充満や油はねをかなり抑えてくれるでしょう。
その4.L型キッチン
L型キッチンはキッチンをL字に曲げた形をしています。
I型キッチンよりも作業スペースを広く取られることや移動が楽なことが挙げられます。
ただし、コーナーの部分が使いづらくなる可能性がありますので注意が必要でしょう。
その5.II型キッチン
Ⅱ型キッチンは、シンクとコンロが2列に分かれている形のキッチンです。
複数の人数でキッチンに立てるのがⅡ型キッチンの最大のポイントです。
ただし、シンクで洗ったものをコンロに持って行く際、床に水が落ちる可能性があり、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。
自分に合った対面キッチンを見つけてください。