こんばんは!!施工管理のオザワです
このところ、かなり気温が上がってきていますが、皆様体調管理にはお気をつけください
今回は、以前の趣きを残して全面改修を行っているお宅の様子を少しご紹介します!
皆様、【松本民芸家具】をご存知でしょうか?
ご存知の方も多いと思いますが、昭和49年に伝統工芸品として指定を受けている味わい深い家具です。
塗装は漆やラッカーなどでされていますが、漆仕上はなんと13回以上塗り重ねられているらしいです
こちらのお宅の家具はおじいさんが手をかけてこられた思い出深いもので、今回はこの家具を生かした
リフォームが出来るように計画しております。
こんなテーブルもありました
そしてここからは、大工さんの技術がさえわたります!昔のお宅にはよくある『差し鴨居』と呼ばれる梁と建具の鴨居が一緒に
なったものを今回のリフォームで採用しました。
古い柱を梁の高さでカットして、その下に高さ24㎝の差し鴨居を入れました。
こういったリフォームでは、現場で加工の出来る大工さんの技術が非常に重要になってきますよ
今回は断熱工事にも力を入れています。
下の写真は、工事前のお宅で『サーモカメラ』を用いて撮影したものです。
左の画像の部分を、サーモカメラで撮影すると、右の写真のようになります。
窓の部分が青くなっている=冷たい!ということなんです。部屋の温度とは4~5度程度低いことを表しています。
これが、リフォームの後どのようになるのかは、また工事が終わったらお伝えしたいと思います。
今回は、これで失礼します。次回は完成もお見せできるとおもいますので、お楽しみに