じめじめとして、うっとおしい季節がやってきました。
そんな中、あるリフォーム工事が間もなく完成を迎えます。
担当の営業さんからは、
「外界のじめじめした空気とは違って、爽やかな室内空間が確保されている」との嬉しい報告が!
今回のリフォーム工事は、
一棟丸ごと断熱改修プロジェクト!です。
最初の打ち合わせは、今年の2月。
信州の冬真っ盛りの時期にお伺いしました。育ちざかりのお子さんのことを考えて、一部増築を含む水廻りリフォームのご希望でしたが、私の目に入ってきたのは、明らかに断熱不足、換気不足が原因の結露。
北側の壁や窓の周辺をはじめとして広範囲に結露が発生していました。幸いにも、部屋数や導線も悪くなく、大規模な間取り変更の必要もないことから、今回は、断熱改修に的を絞ったリフォームをご提案しました。
大まかに説明しますと・・・・・
①すべての窓をLOW-Eガラス複合断熱サッシに取り換え
②床下全面に羊毛断熱材を敷き込み
③外壁は、既存のモルタル壁を剥がして、構造用合板の上に、性能の高い外断熱材を貼り付け、既存のグラスウール断熱材と合わせて、ダブル断熱化
④天井は既存のグラスウール断熱材の上に、セルロースファイバーを全面敷き込み
⑤キッチン、浴室、洗面の三点セット交換
これだけ大規模な工事でしたが、サンプロの技術力と企業努力で予算内でOK!
外壁は、新しいサイディングで生まれ変わったようです。
すでにお客様は、生活を始めているので、今の季節でも断熱改修の良さを実感
していただけていると思いますが、本領を発揮するのはやはり冬です。生まれ変わった断熱改修の家の住み心地について、またレポートします。
リフォーム設計のabeでした。