こんにちは
最近、ちょっとだけ暖かくなってきましたね( ´∀`)つ
スーパーや道の駅に買い物に行くと、フキノトウやタラノメなどを目にするようになりました(*゚∀゚)っ
春はもうすぐそこまでって感じですね
突然ですが、少し前に、息子が4歳の誕生日を迎えました
プレゼントは何が良いか妻と考えてみた結果、
息子の一番好きなトーマスをケーキにしてみたら喜ぶかもと考えました
名づけて「普通おもちゃとケーキがセットだけど好きなものとケーキを一緒にしちゃえば手っ取り早いし子供の記憶に残りそうだからお店にお願いして作ってもらっちゃおう」大作戦です(*・ω・)ノ
作ってもらったお店は「くるみの木」で有名な塩尻市広丘のシャルムさんです
http://www8.plala.or.jp/charme1967/syohin/deco.html
うまく作ってもらえるか不安でしたが、なんとなくそれっぽくなってれば良いかな~と思ってお店に行くと、予想以上に完成度が高く、感動しました
それがこちら
映りが悪くてわかりづらいですが、見事です!
息子も大喜び
もったいなかったのですが、食べてみるとこれもめちゃくちゃおいしく、また来年も絶対お願いしようと言う事になりました
そんなイベントがあった中、松本市で耐震補強工事が行われていました。
そのお客様は、過去にサンプロでリフォーム工事(ガレージ設置)をさせていただいた方で、今回は、地震が心配だから、屋根を瓦から板金へ葺き替えて軽くしたい、ついでにサッシや建具も見てほしいというご相談でした。
お伺いして、まずはお話を伺い、ついでにと言っていた建具の箇所を拝見しました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、隙間の度合いが普通ではありませんでした。
と同時に、その場に立っているだけでめまいがするような錯覚に陥りました。
こちらの写真は廊下ですが、明らかにくの字に鴨居が曲がっています。
と言うことは、床も同じように下がっていました。
何かがおかしい・・・今まで数々のお家を拝見させていただきました。確かに床のレベルが2センチとか3センチ違うと言うお宅はありました。建具も隙間があいてしまってよく見ると柱が少し倒れている(5mmくらい)と言うお宅も少なくありませんでした。「家がよろんでいる」とよく言われている現象です。
しかしこのお宅は、今まで経験したどれにも当たらない不思議な感じがしました。畳の部屋も、まるでトランポリンの上を歩いているような感覚。
やっぱり何かおかしい・・・
そこで、まずは耐震診断をしませんか?とお聞きしたところ、お客様も不安なので見てくださいとご依頼していただきました。
早速、われらが誇るサンプロ耐震診断士 道本さんの出番です!
屋根裏と床下へもぐって調査開始です。
屋根裏はしっかりとして、ほぼ問題なさそうでした。
次に床下にもぐってみると・・・
なんと床を支えている束(つか)と呼ばれる下地材がまるっきり浮いた状態になっていました。
よく見ると地割れを起こし、地面が沈んでいるように見えます。
工事中に床を剥がした状態の写真ですが、やはり床下全体の土が下がっていました。
家の土台を支えている基礎も、大部分が沈んでいるような状態で、もしかしたら地盤が弱い土地なのかと予想し、地盤調査の依頼をかけました。
結果、弱いどころか、むしろ浅いところで固い地盤が出てきたというますます奇妙な話になりました。
とにかく、お客様はその結果に対し、不安で夜も眠れないと言うような状態で、何とかこの不安を払拭もしくは軽減しなくては!と、われらのみっちーが壮大な計画を立てました。
それは、まず1階の床のほとんどを剥ぎ取り、沈んでいる基礎を持ち上げる。抜粋したポイントの数15箇所。その箇所を少しづつ持ち上げ、レベルを限りなく0mmに近づけ、更には今後沈めないようにする。
基礎を直した後、床を支える束石も沈まないように設置してから、床下地を組んで、元の床に戻す。
名づけて「仕上がりは施工前とほとんど変わらない地味な工事だけど、絶大な安心感が得られるリフォーム」です。
次回はこの工事がどのように行われたのか、本当に基礎は元に戻ったのか、沈んでいた原因は一体なんだったのか、という後編をUPさせていただきます。
次回のキーワードは
「瓦」