「母の介護をすることになった」「高齢の両親が心配だ」
こうした理由でご両親とともに住むことになった人は意外と多いと思います。
特に、ご両親の体が不自由な場合、やはり心配ですよね。
また、「この際、2世帯住宅にリフォームしよう」といった人もいらっしゃるのではないでしょうか。
お年寄りにとって負担となるのが台所での作業です。
そこで今回はキッチンリフォームで気を付けるポイントをご紹介します!
1.足腰に負担がかからないキッチンを!
年を取ってくると、どうしても足腰が弱くなってしまいますよね。
また、腰も曲がり、身長も低くなってきます。
こうした状況を踏まえ、キッチンのリフォームに取り掛かりましょう。
例えば、キッチンの作業台を低くしたりすることが考えられます。
無理に高い作業台を使用するとますます足腰に負担がかかってしまうので注意しましょう。
また、作業台の下がオープンスペースであれば、椅子に座って作業が楽にできます。
2.加熱器はIH仕様に!
足腰と同様、握力や腕力にも衰えが見え始めます。当然、思い鍋屋フライパンを持ち上げるのも一苦労。
そこで、コンロを表面が平らになっている物に変えてみてはいかがでしょうか?
持ち上げる手間が少なくなります。
また、年を取るとどうしても物忘れがひどくなります。
そこで気を付けたいのが火の消し忘れです。消し忘れが多いという方は、コンロをIHヒーターに変えてみましょう。
消し忘れ防止の機能もついており、万が一の時にも安心できます。
3.収納はすぐに手が届く位置に!
低い位置の収納は足腰の負担になります。
かといって、高い場所に収納を作ってしまうと転倒や、入っている物を落としてしまう危険もあります。
無駄なものを整理し、必要なものがすぐ手に取れるような収納を意識しましょう!
いかがでしたか?
今回は高齢者向けのキッチンリフォームで気を付けるべき点を3つご紹介しました。
ぜひ参考にしてください!次回は、高齢者向けのトイレリフォームを特集します。