二世帯住宅にも種類がある!? Part3 完全分離型編

*お知らせ*お風呂リフォーム*その他リフォーム*その他水廻りリフォーム*キッチンリフォーム*コラム*トイレリフォーム*マンションリフォーム*リノベーション*増築・減築リフォーム*屋根・外壁リフォーム*性能向上リフォーム2017/7/3

前回は、部分共有型について述べさせていただきました。
部分共有型はプライバシーの保護と、各世帯の交流を、両立させることができるのでしたね。
しかし、
「結婚しているのだから、日々の生活は別々がいい」
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方にお勧めなのが、今回紹介する完全分離型です。
それでは、完全分離型の特徴について、述べていきます。

完全分離型は、すべての機能が別々にあり、生活空間が完全に分けられた間取りになっています。
お互いの家を行き来するには、いったん外に出ないといけない間取りになっていることが多いです。

 

次に、完全分離型のメリットについて述べたいと思います。

完全分離型のメリットの1つは、プライバシーが完全に保たれるということです。
いくら仲が良い家族でも、子世帯と親世帯の考えが全く一緒ということはないでしょう。
部屋が完全に分かれているため、お互いの世帯の目を気にせずに生活することができます。

 

また、もう1つのメリットに、どちらかの部屋が空いた場合、その空いた部屋を賃貸しできるというメリットもあります。

自分たちが住みながら、家賃収入も入るのはとても魅力的ですよね。

しかし、もちろんデメリットもあります。

 

デメリットの1つは、建築費用が高いことです。キッチンやお風呂など、全ての設備を2つずつ作るので、ほぼ家2戸分の費用がかかってしまいます。

各世帯がどのくらいお金を出し合うか、しっかりと話し合いましょう。

また、意識的に交流の機会を設けないと、まったく顔を合わせることがなく、二世帯住宅の良さを引き出せないこともあります。
せっかく二世帯住宅を建てるのなら、その良さを存分に使いたいですよね。
各世帯で、交流や協力の機会をどのように作るか話し合いましょう。

今日は、完全分離型について述べさせていただきました。
プライバシーが保護されて、それぞれのプライベートな時間が保たれるというのが一番の利点でしたね。

今回まで3回にわたって二世帯住宅について述べてきました。
二世帯住宅をお考えの方は、今回のブログを参考にして、ぜひ自分たちにあった家を見つけてください!