皆さんの家のトイレは洋式トイレでしょうか?それとも和式トイレでしょうか?最近の家では洋式トイレの選択率が圧倒的に高いように感じます。実際、総務省の調査では9割近くのトイレが洋式トイレであるという結果も出ています。洋式トイレはなぜそんなに好まれているのでしょうか。一方和式トイレは全く劣っているのでしょうか。今回からは両者の関係をはっきりさせるために、メリット・デメリットを紹介していこうと思います!
まずは洋式トイレです。洋式トイレは足腰への負担が少なく、見た目もスマートであるのが特徴と言えます。
・メリット
メリットは4点あげることができます。
まず、1つ大きなメリットとして「姿勢が楽」という点です。便座に腰を掛けることができるので、無理のない姿勢でゆっくりと使用でき、安心して用を足すことができます。
2点目は「防臭しやすい」という点です。洋式は用を足した後すぐに水に沈むため、匂いを抑えることができます。また、蓋を閉めることで臭いが充満することを防ぐことも可能です。
3点目は「多機能性」です。ウォシュレットや便座暖房などの便利な機能を付けることができるので、快適に用を足すことができます。
最後4点目は「節水」です。水の使用量は和式よりも洋式の方が少ないです。
・デメリット
対してデメリットも4点あります。
1点目は「長居してしまう」ところです。楽な姿勢でついリラックスしてしまうのが洋式トイレですよね。冬場に便座暖房が付いたトイレは楽園と言っても過言ではないかもしれません。そのくらい快適な洋式トイレですが、その長居が体に悪影響を及ぼすこともあります。排便に時間をかける癖をつけてしまうと、なんと「痔」に繋がりやすいようです。気を付けましょう。
2点目は「便座の冷たさ」です。家庭用のトイレには便座暖房が付いていることが増えてきましたが、公共のトイレはまだまだです。そのため、冬場にはとてもつらい時間となってしまいます。
3点目は「便座に座ることへの抵抗」です。用を足す際には便座に直接おしりを付けなければなりません。他の人が出てきてすぐの場合、さらに座るのに抵抗を覚えてしまう人が出てきてしまうでしょう。
最後、4点目は「掃除がしにくい」ところです。快適なトイレ空間を作り出す分、構造は複雑になっています。そのため、掃除するポイントが増えきれいに清潔に保つのに多大な労力を使うことになります。
いかがでしょうか。以上が洋式のメリット・デメリットになります。快適さがウリですが、快適すぎても良くないことがあるというのが難しいところですね。次回は対する和式トイレについてみていきましょう。